広場恐怖の具体例 階段や電話(第20話)

階段の踊り場

階段の途中

まさか階段が苦手なんてお思いの方も居られると思いますが、実は階段は閉鎖空間なのです。「涼宮ハルヒの憂鬱」の閉鎖空間とはちょっと違いますのでご了承ください。あれはハルヒが貯まったストレスを発散させる場所・・・
さて、階段は構造上、出口と入口が各フロアにしかないため、秒数にして10秒~20秒は階段という空間から逃れることができません。たったそれだけと思われるかもしれませんが、苦手意識というかそのような些細な空間さえも身構えてしまうのがパニック障害の特徴です。エレベーターですか?論外です。エレベーターはそれこそ悪夢ですから選択肢からは除外されます。
ですのでパニック障害患者は大抵の場合、階段を使ってコツコツと建物内を移動するようになるのです。大きな建物等には非常階段という設定で構造物の外側に階段がありますが、私などはそれを好んで使っていました。外の景色が見えるので解放感があり選択肢としてはお勧めです。この記事をお読みの方は「ふ~ん」って感じでしょうが、階段をテーマに語れるのはパニック障害患者ならでわだと思います。

電話の通話中 特に固定電話

パニック障害の人は基本的に電話の通話が苦手となります。短い会話なら問題ありませんが、数分を超える通話は苦痛となります。電話の向こうの方はこちら側の体調のことなど分かりませんし、初めて話す方の場合は尚更失礼が無いように気を使いますから、予期不安を我慢することとなり、通話が嫌だなと感じます。
それでも、携帯電話はまだ良い方です。最悪なのは固定電話です。会社なので外線が固定電話に着信すると悲劇ですね。受話器にコードが繋がっていますから、逃げ出せない環境となってしまい、予期不安やパニック発作を誘発してしまいます。

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