パニック中発作 その4(第16話)

パターン模様の壁

さて、石川PA付近でなんとか発作は収まったのですが、どこの病院へ行ったのでしょうか?またまた一番最初に訪れた近所の大きな総合病院です。この病院だけで通算で5回目くらいじゃないですかね?

記事には記載していませんが、とにかく頻繁にあちこちの病院へいったので、診察券がたくさん集まりました(笑)。診察券を見てもどこの病院だったか、思い出せない場所もあります。それくらい、病院回りはしましたね。

典型的なパニック障害患者の行動パターン

この頃になると、パニック障害特有の教科書通りの行動パターンを踏襲しています。恐らく読者の皆様が他のサイト等でパニック障害を検索すると、私の行動パターンがパニック障害の説明文とみごとなまで一致するのがおわかりかと思います。
小発作、中発作と経験した筆者ですが、病気の症状が出た時のお気に入りの行動パターンというか、安心感を得るために好んでする行動というのが出来あがってきました。まず、病院内にいると安心感があります。
恐怖感と闘っているのですから看護師やお医者さんの近くにいると、不安な気持が少しずつ和らいでいく様な感覚になります。次に、横になること。立っていたり座っているだけでは正気を保てないような感じがして、所構わずひっくり返って仰向けで横になってしまいます。

パニック障害患者が嫌う環境

安心する行動パターンとは正反対で非常に嫌う環境・状況下というのもしっかりと出来あがってきました。大雑把に表現すると閉鎖的な空間から脱出しなければという感覚ですかね。例をあげますと私の場合は「お店の中、電車の中、車の運転中、スーパーやコンビニのレジ待ちの列の中、階段の途中、商談など部外者との面談中、電話の通話中」などですかね。
一般的なパニック障害に関する記事では、上記の様な簡単な説明で終わっていることがありますが、このブログではそれらを詳細に記述しますので、パニック障害未経験者の方は予備知識として覚えていていただければとおもいます。
経験者の方は・・・・・ みんな同じなんだな~~と感じられることかと思います。上記の「」の中の環境というのは社会生活を行っていく上で頻繁におとずれる状況ですから、パニック障害になると通常の社会生活が困難になって行きます。でわ、具体的に説明していきますね。

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