ほとんどの心療内科は完全予約制 その1(第11話)

コンタクトレンズケース

さてさて、前回まではパニック障害の症状がでて、病院で検査をして、病名・原因が分からないまま時間だけが経過していく様子をお伝えしてきました。この大学病院受診までの過程で、約10回くらい病院を訪れていますが、不運なことに良いお医者さんと巡り会えていません。

この場合の良い医者とは、患者にとって明確な病気の原因や可能性を提示できるお医者さんのことです。私が思うにお医者さんは、「わかりません」とは滅多に言いません。又、憶測や推測での話もあまりしません。

私の経験では、確かに大多数の先生方は検査結果の画像やデータを見ながら、「これらのデータには異常は見られません」と述べることはあっても、「でも、〇〇〇〇の可能性もあります」的な発言はほとんどされません。どちらかというと、「〇〇〇の疑いもあるから、紹介状を用意しますので〇〇〇で再受診されてみてはいかがですか?」みたいな感じが多いと思います。

良い医者にこだわる理由

なぜ私が良い医者にこだわるかと言いますと、私は目に先天性疾患を生まれた時から持っていまして、それをお医者さんに指摘されたのは、私が30歳の時でした。私は16歳の高校生の時からコンタクトレンズを使用しているので、一年に数回は必ず眼科医の診断を受けていました。高校卒業以降だけでも合計30~40回は眼科を訪問して目の診断を受けていたのですが、すべてのお医者さんが私の目の疾患を指摘することなくスルーしたのです。
この経験から、先生方はピンからキリまで医療レベルに差があることを痛感したのでした。このことは精神疾患パニック障害のお話が終結した後に新章のブログ上に立ちあげて、そのことを書きたいと思います。では、話は元に戻ります。

ついに心療内科を受診する決断に至る

私の記憶だと次に訪れた病院は、自宅の近所にある「○○駅前心療内科」でした。やっと心療内科の門を叩くこととなるのです。たしか大学病院の先生に心療内科を勧められた記憶がありますが、その辺は良く覚えていません。自分が精神疾患を患いつつあるとは思いもしませんので、半信半疑というかあまり乗り気ではありませんでした。

完全予約制の病院?

さて、この心療内科というカテゴリーの病院は、近年ではあちこちに新規オープンしていると思います。それだけ需要があるのでしょう。そしてまた、この心療内科を受診するのは、意外と敷居が高いのです。精神疾患未経験の方はご存知無いかと思いますが、心療内科・心療内科病院は、そのほとんどが完全予約制なのです。

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