パニック障害と仕事(第22話)

ビジネスマン

仕事をしようと思い当然履歴書を書きますが、さすがに13年間続けた仕事を退職した理由は、面接の時に聞かれます。私は自信を持って、履歴書に「一身上の都合により退職」とは書かずに、「精神疾患パニック障害のため退職」と職歴欄に書いていましたが、恐らくこれが不採用の主な原因だと思います。

いや、そう信じたいです。決してパニック障害以外の理由で不採用になったとは思いたくないですね(笑)。まあそれでも、履歴書に堂々と精神疾患を患っていましたと記載されていては、採用には至らない可能性の方が高いかもしれませんね。ははは。

大企業では全社員の1%以上が休職中?

最近では大企業の場合、全社員の中で常に1%~3%の方が精神疾患で休職中という記事を読んだことがあります。ですので大企業では、精神疾患の社員を閑散職へ追いやるという昔の方針は影を潜め、積極的に精神疾患を患った社員を支援して、再戦力化の方向へ舵取りを変化させつつあると伺った事があります。
問題は従業員数の少ない会社や職場の場合ですね。数年もの間、いくら病気とはいえ休職されては雇用者サイドとしては困ると思います。休職、復職を繰り返すケースもあると思われます。企業の経営規模によってはとても受け入れがたいかもしれません。しかし、当記事が多少なりとも病気に対する理解の手助けになれば、雇用者と被雇用者の間での話し合いも行いやすくなるのではないのでしょうか?
私の闘病記事を書き終えたら、いろいろな角度からパニック障害と生活というテーマで仕事やライフスタイルについて考察したいと思っていますので、当面はだらだらと続く私の体験談ですが、よろしくお付き合いください。
私の経験を事細かに記載するのは、多少恥ずかしい面もあります。それでも記事全体が訪問者の方すべてに有益な情報を提供していないかもしれませんが、部分的にでも当ブログ訪問者様のパニック障害に対する理解が深まるのであればいいかなと感じながら、連載を続けています。

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