さて、病名も把握して生活習慣や生活環境もこの上なく良い形で生活しているにも関わらず、体調は上向きません。上向かないというよりは底が見えない状態ですね。就寝する時は、「明日の朝になったら良くなっているよね?」と毎晩期待して寝るのですが、翌日にはことごとくその期待を裏切られます。起きてすぐには分からない時もありますが、めまいがするというか、頭がぼんやりすることが多いです。
それでも日課となったジョギングに出かけます。ジョギング中は体が上下に震動しますし、ハアハハと呼吸も荒くなりますから、めまいや体調が悪いことはさほど気になりません。ですのでジョギング中は割とお気に入りの時間となりました。多少の雨が降っていても、カッパを着て帽子をかぶって休まずに走りに行きます。普段見かける方々もさすがに雨の日はウオーキングはお休みなようで、すれ違う人もほとんどいません。
だいたい10キロを目安に走るのですが、「これだけ体が動くのだから健康だよ、回復する日も近いかな?」なんて考えながらのジョギングです。ジョギング後は、団地の管理をされている方々(清掃の委託を受けた会社の社員さん)と談笑したりして、それなりに楽しい時間を過ごしています。朝食後は思い思いの日々を過ごし、就寝はだいたい夜22時頃が習慣となりました。
寝入いる瞬間に心臓がドクンと大きな音を立てるのです
そしてこの2008年5月頃から夜に寝るのが怖くなってきました。どういうことかと言いますと、私は普段から布団の上に横になると、だいたい10分もしない内に寝に入ってしまうほど寝つきが良かったのです。しかしこの頃から横になって数分で気持ち良く意識が遠のいていく過程で、突然心臓がドクンと大きな音を立てるのです。
感覚的には血圧と脈拍が正常な状態から血圧だけが突然200くらいまで跳ね上がるといった感じですかね?実際に心臓が音を出しているのかは分かりませんが、すう~~と気持ち良く意識が遠のいていくその瞬間に、一瞬で目が覚めてしまうのです。
寝ている最中も予期不安?
この症状の初日にはさほど気にしなかったのですが、翌日もその次の日も同じ症状がでます。こうなってきますと、夜寝るときにその症状がでるんじゃないかという恐怖感が、就寝前から頭の中を支配してしまって、寝床に向かうのが嫌になってきます。
今までは寝ることが大好きだったのに、今ではその楽しい筈の時間が苦痛になってきます。お酒を飲んで寝たり、わざと夜更かしして遅い時間に寝たりしましたが、状況は一緒です。寝るのが怖くなって明け方近くまで寝付けないことも多くなってきました。
今までは、不思議と深夜24時以降に予期不安や広場恐怖に襲われることはなかったので、それだけは良かったと思っていましたが、最近はどうやら寝ている最中に予期不安に襲われることも出始めました。変な時間帯に目が覚めるのですが、眠気を感じるよりも先に恐怖感を感じているのです。これには、本当に心が折れます。
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