ついに登場 新薬の抗不安薬 その2(第57話)

笑顔の女性

ちょっとお薬のお値段が異常に高いのですが?

先生にお礼を言って、トボトボと某ターミナル駅方面へ帰路につきました。駅までの道中に調剤薬局があるのですが、一カ月分のお薬を頂いてお会計をすると驚きました。なんと1万円ちかいのです。

精神安定剤だけだと数千円でしたが、抗不安薬も同時に受け取るとこんな金額になってしまいます。2008年当時、抗不安薬は時代の最先端をいく新薬扱いですので非常に高価だったのです。驚きの価格は一錠が250円くらい。

無職にはきつい出費ですが仕方ありません。薬局でのお会計の時も平静を装い「うむ、じゃあ一万円からお願いします」と諭吉さんを差し出したのですが、内心「うっそお、超高いんじゃね?」と心の中で叫んでしまいました。

精神疾患を患い退職してしまうと、生活が困窮するという他の方のブログなどを閲覧したことがありますが、自分が実際に同様の体験をするとは思いもしませんでした。お金がなければ働けばよいのですが、それができないのが精神疾患の辛い所です。
無理をした結果が発病なのですから、ここで再度無理をしてしまっては治る病気も治りませんよね。幸いにも生活費に不自由していませんので、のんきに無職をしていますが、それでも治療薬に月々一万円はちょっとキツイですね。そんなことを考えながら帰りの電車に揺られて無事に帰宅です。
さて、2008年9月9日の夜から抗不安薬の服用を開始です。最初は10ミリから開始です。コップに水を入れてお薬もテーブルの上に準備しました。あとはゴックンするだけですが、テーブルの上の錠剤を前にして、いろいろな考えが頭の中を駆け巡ります。最近では自分が消滅してしまうような感覚など体調不良がひどくなっているので、この薬が効果を発揮してくれないと状況的に苦しくなります。
夏になってから精神安定剤の服用量が一日に4~5錠となっていますので、この副作用が体調に影響を与えているかもしれません。本来なら精神安定剤を禁薬しての抗不安薬服用へ移行したかったのですが、現在の状況で精神安定剤と永遠の別れはちょっと無理っぽいので、精神安定剤は頓服として服用を続ける前提で抗不安薬の開始となります。でわ、意を決して抗不安薬を飲みますね。ゴックン。

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