さて、時は2008年8月です。夏真っ盛りですが本当に最悪の生活環境となってしまいました。全般的な体調不良に加えて、睡眠障害や日常的なめまい、たまに襲ってくる吐き気など、どれも自分にとって生まれて初めての経験ばかりです。
食品スーパーが自宅の目の前にありますので日常の食べ物等は困りませんが、その他の買い物に行く時などは、自転車の移動では苦痛になってきました。ですので原付スクーターを購入しました。これまで自転車で20分くらい掛かっていた隣駅周辺の大型スーパーなどへの買い物が非常に楽になり、整体院への通院も便利になりました。
これでもかと追い打ちをかけるような新たな症状
そしてこの8月から上記の体調不良以外に次の症状までもが新たに加わったのです。それは「記憶がなくなるような感覚に見舞われて、急に泣きたくなる。」・「自分が消滅しそうな感覚」という症状です。これにはさすがに閉口しました。パニック障害の症状で検索をしても、このような記述はあまり見かけません。特に自分が消滅しそうな感覚がやっかいでして、「消えてなくなりたい」というよりは「消えてしまっては困るのに消えてしまいそう」って感じですかね?
こうなってくると一日の中で調子の良い時間が全くない状態がほとんどになってしまい、常に気が休まりません。今当時の事を振り返っても、よく一人暮らしで生存できていたなと不思議なくらいです。
この新たな症状に関してはインターネットで検索等をしたことがないので、詳しいことは全く分かりませんが、軽いうつ病にでもなっていたのでしょうか? 私が知っているお話だと、50歳~60歳前後の更年期障害の症状を患った方が、更年期障害による体調不良をガンや不治の病と勘違いして危惧し過ぎてうつ病になると聞いたことがあります。私もそれと似たような症状になっていたのかもしれませんし、精神安定剤の連続服用の副作用かも知れません。
担当医からの新たな提案
この年の夏は4~6時間ごとに精神安定剤を服用していましたので、完全に精神安定剤依存症でした。精神安定剤の事を考えるとよだれが出るってくらい、精神安定剤愛を持っていましたね。もう人生なんてどうでもいいやと思って、体調の悪い時は迷わず精神安定剤をゴックンしていました(笑)。
そんな状況の中で〇〇こころのクリニックへ定期的に通っていたのですが、先生から「頓服の精神安定剤は必須ですので今後も使いますが、別の薬を試してみる時期がきたかも知れないね」というお話が出てきました。いよいよパニック障害の本格的な治療がスタートしようという時期がやってきたみたいです。
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