病気や怪我がパニック発作を誘発(第39話)

ジョギング

引っ越し後、生活のテーマを決めてみた

2008年3月4日、無事に引っ越しを終えて、本社の社長にお別れの挨拶も終わらせて、33歳無職の再スタートです。とりあえずの生活テーマは「自分なりに精一杯生きる。ゆっくり生きる。」に決めました。自由に憧れつづけた14年間でしたが、朝目が覚めると昨日とは違う部屋の中です。

「ああ、ついに退職した。これでパニック発作ともおさらばさ」。そう思うとウキウキします。日中は近所を自転車でウロウロと徘徊して、新しい街を堪能します。思ったより何もありません。意外と不便だなというのが率直な感想です。

最寄りのJRの駅までは徒歩20分くらいでしょうか?途中に急な坂がありまして、結構長い階段があります。かなり遠回りすれば、自転車に乗ったままでも駅まで行けますが、この階段を使う道が最短距離ですので、ここを生活道路とします。
引っ越し後数日間は、数回ほど予期不安が襲ってきたので精神安定剤を飲みましたが、それから数日間は日記によると精神安定剤を飲んでいません。やはり仕事のストレス=パニック発作の原因ではないのかという考えが頭の中で固まっていきます。

病気や怪我をした時は、パニック発作が起きやすい?

しかし、3月7日頃から風邪を引いてしまいました。咳もでますし、熱もすこし高めです。花粉症も併発していますので、くしゃみが連続してでます。このくしゃみが曲者で、連続してくしゃみをした後は、後頭部がカーッと熱くなってきます。
それと共に予期不安が襲ってくるのです。仕事はすでに退職していますから、パニック障害はすぐに完治すると思い込んでいましたが、どうやら違うようです。部屋の中に一人っきりですが、いろいろとパニック障害について考えを巡らせます。「どうも病気や怪我が引き金となってパニック発作を誘発するような気がする。」
このような疑問点が自分の中で湧きあがってきましたので、インターネットで検索をすると、そのように記述してある記事を複数ほど簡単に見つけることが出来ました。「これはちょっとやっかいだな。」 どうやら外傷が数日で治るのとは違って、精神疾患は一筋縄ではいかない予感がします。
この頃から、私はインターネットを利用してパニック障害の研究というか、情報収集に興味を持つようになりました。ただ、インターネットで得ることのできる情報は種類は豊富なのですが、どれを信用すればよいのか分かりません。出来ることなら主従選択をして、最短距離で完治へ向かいたいのですが、今一つ決定打に欠けます。

このような生活をすれば、治るかな?

そこで自分なりに一つの方法を考えてみました。それは規則正しい生活を送りながら様子を見るということです。朝は一時間ほどジョギングをして、日中は暇を見てヨガにチャレンジする生活です。無職で規則正しく健康的に生活をすればすぐに完治するだろう。このように決めて新生活がスタートしたのでした。

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