パニック障害の恐怖感(第6話)

横断歩道

パニック障害で感じる恐怖感

前回の投稿で恐怖感と記述しましたが、人間誰しもある程度年齢を重ねれば、自分はいつか亡くなるんだなと考えることがあると思います。当然、色々な人生の最後を想像します。突然の交通事故や慢性疾患を患って余命を告げられて迎える最後などなど、その想像は読者の方にお任せしますが、お医者さん曰く「人が亡くなる時は大抵意識がもうろうとしますので、最後の瞬間は怖いとか考えないと思いますよ」とのことです。
意識がはっきりとした中での最後の例えだと、切腹する武士などでしょうか? 意識はシッカリしていますから恐怖感は最高潮だとは思いますが、それは理性の下での恐怖感であって、環境からくる恐怖感だと思います。例えるなら、お化け屋敷の中での恐怖感です。怖いというか、びっくりですかね ?また、お医者さんはこのようにも述べられています。「本当に亡くなる時は血圧が低下して意識が薄れていますので、亡くなるのが怖いとか感じないでしょう」と。

実際にどの程度の恐怖感なのか?

ここからがすごく重要なのですが、パニック障害の恐怖感というのは、はっきりとした意識の中で頭の中に強烈な恐怖感が込み上げて来て、実際に亡くなることよりも怖いと言われています。世の中で最も怖いものだそうです。これが私が類稀なウルトラ級と表現した理由です。
しかも、その状況が短くて数十分、長いと数時間続きます。お化け屋敷ではびっくりした瞬間が長くても数秒だと思いますが、もしその驚いた瞬間が連続して頭の中で数時間続いたと想像してみてください。とてつもない事だと想像できますよね?
パニック障害患者が発作を起こしている間は、途切れることなく強烈な恐怖感に襲われているのです。そして、その恐怖体験が患者の心を疲労させ、心身共に疲れさせ、併発疾患を誘発するのです。併発疾患で代表的なのは、全般性不安症害、社交恐怖、特定の恐怖症、強迫性障害、うつ病、睡眠障害などです。また、発作経験は予期不安と広場恐怖へと繋がっていき、症状の慢性化が徐々に進んでいくのです。
別件ですが、私の文章は読みやすいでしょうか? なんとなく、話があっちへ傾いたり、こっちへ寄り道したりと定まらないのですが、ど素人のブログ文章ですので勘弁してください。タイトルを決めて文章を書けばそのようにはならないのでしょうが、思いつきで書いていますのでご理解をお願いします。

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