さて、時は2008年9月22日頃、抗不安薬を10ミリから20ミリへと増量して数日が経過しました。体調の変化といいますと、たしかに抗不安薬の薬効が脳内で働いているのを実感できます。
私はパニック障害を患っています。つまり脳内物質のバランスが崩れているということで、脳の機能障害ということになりますね。決して精神を病んでいる訳ではないのです。そのように考えるとこの病気に対しての接し方といいますか、治療のアプローチも明確に見えてきます。
やっとどん底が見えました
「コツン」と何かにぶつかって、体調不良の悪化が止まったように感じられます。生活習慣等は変化がないのですが、精神安定剤の服用量を半減させているのと、抗不安薬の服用を開始しているのが「コツン」の原因ではないでしょうか?
ただ、これらはほぼ時期を同じくして試み始めたので精神安定剤半減と抗不安薬増量のどちらが有効なのかは定かではありませんが、個人的には抗不安薬が有効であると考えています。しかし、まだ予期不安に襲われることもありますので、精神安定剤の服用も欠かせません。アルミホイルの上で0.5ミリ錠の精神安定剤を半分に割って頓服として服用しています。
錠剤を半分に割る便利なツールも販売されているそうですが、私は包丁でザクッと割っています。上手に割れなくて細かな破片になることもありますが、アルミホイルの上ですから、破片になっても無駄なく次回に使えます。持ち歩く時でもアルミホイルを丁寧に8つ折りくらいにしていれば問題ありません(笑)。
困ったことに新しい症状がでてきました
抗不安薬を服用開始してから13日目になるのですが、以前にはなかった症状が現れてきました。その症状とは「無性に悲しくなる」症状です。本来ならそれは症状とは言わずに感情と一般的には表現すると思いますが、これは明らかに症状と言えると個人的には思います。
午前中は全体的にぼんやりと悲しさを感じます。問題は次の条件の時がその悲しさが強烈なのです。それは必ずと言っていいほど決まって昼寝をした時です。お昼過ぎにちょっと横になって寝落ちしてまうことがあるのですが、夕方頃にふと目が覚めると強烈な寂しさを感じます。起きてから寂しさを感じるというのではなく、寂しさの為に目が覚めたという感じです。
今までこのようなことはありませんでした。どのような寂しさかといいますと、現実ではない寂しさと表現できると思います。例えるならお気に入りのテレビドラマが最終話を迎えて、ドラマもハッピーエンドで終わりとなります。ドラマの閲覧に関しては満足感があるのですが、来週から楽しみにしていたテレビドラマを見れなくなるという、楽しみが無くなる悲しみと例えられると思います。その悲しみが強烈なのです。
思わず部屋の中でウロウロして、つい精神安定剤を服用してしまいます。抗不安薬が脳内物質に影響して、感情をコントロールする機能に影響を与えているのかもしれません。しかし、パニック発作や予期不安の苦しさと比べたらこちらの寂しさの方が百倍もましですね。パニック発作や予期不安は尋常ではありませんからね。
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