精神疾患パニック障害の体験記

パニック障害の発症から完治までを時系列で綴ったノンフィクションブログ。どうすれば良いかといったことを示唆するのではなく、純粋に筆者が体験した事例を時系列で記述しています。いろいろと悩みは多いと思いますが、参考事例としてお役に立てればと思います。

精神安定剤

抗不安薬の服用開始から二週間、新しい症状がでてきました(第61話)

海岸

さて、時は2008年9月22日頃、抗不安薬を10ミリから20ミリへと増量して数日が経過しました。体調の変化といいますと、たしかに抗不安薬の薬効が脳内で働いているのを実感できます。私はパニック障害を患っています。つまり脳内物質のバランスが崩れているということで、脳の機能障害ということになりますね。決して精神を病んでいる訳ではないのです。そのように考えるとこの病気に対しての接し方といいますか、治療のアプローチも明確に見えてきます。

やっとどん底が見えました

「コツン」と何かにぶつかって、体調不良の悪化が止まったように感じられます。生活習慣等は変化がないのですが、精神安定剤の服用量を半減させているのと、抗不安薬の服用を開始しているのが「コツン」の原因ではないでしょうか?ただ、これらはほぼ時期を同じくして試み始めたので精神安定剤半減と抗不安薬増量のどちらが有効なのかは定かではありませんが、個人的には抗不安薬が有効であると考えています。しかし、まだ予期不安に襲われることもありますので、精神安定剤の服用も欠かせません。アルミホイルの上で0.5ミリ錠の精神安定剤を半分に割って頓服として服用しています。錠剤を半分に割る便利なツールも販売されているそうですが、私は包丁でザクッと割っています。上手に割れなくて細かな破片になることもありますが、アルミホイルの上ですから、破片になっても無駄なく次回に使えます。持ち歩く時でもアルミホイルを丁寧に8つ折りくらいにしていれば問題ありません(笑)。

困ったことに新しい症状がでてきました

抗不安薬を服用開始してから13日目になるのですが、以前にはなかった症状が現れてきました。その症状とは「無性に悲しくなる」症状です。本来ならそれは症状とは言わずに感情と一般的には表現すると思いますが、これは明らかに症状と言えると個人的には思います。午前中は全体的にぼんやりと悲しさを感じます。問題は次の条件の時がその悲しさが強烈なのです。それは必ずと言っていいほど決まって昼寝をした時です。お昼過ぎにちょっと横になって寝落ちしてまうことがあるのですが、夕方頃にふと目が覚めると強烈な寂しさを感じます。起きてから寂しさを感じるというのではなく、寂しさの為に目が覚めたという感じです。

今までこのようなことはありませんでした。どのような寂しさかといいますと、現実ではない寂しさと表現できると思います。例えるならお気に入りのテレビドラマが最終話を迎えて、ドラマもハッピーエンドで終わりとなります。ドラマの閲覧に関しては満足感があるのですが、来週から楽しみにしていたテレビドラマを見れなくなるという、楽しみが無くなる悲しみと例えられると思います。その悲しみが強烈なのです。思わず部屋の中でウロウロして、つい精神安定剤を服用してしまいます。抗不安薬が脳内物質に影響して、感情をコントロールする機能に影響を与えているのかもしれません。しかし、パニック発作や予期不安の苦しさと比べたらこちらの寂しさの方が百倍もましですね。パニック発作や予期不安は尋常ではありませんからね。

抗不安薬を服用開始後では最初の心療内科訪院(第60話)

ハリネズミ

さて、日付けは2008年9月16日、抗不安薬を服用開始後では最初の心療内科訪院となります。血液検査をした後は、先生と今後の治療法についての相談です。当面は精神安定剤を頓服としてお守り代わりに携帯しながら、現在10ミリグラムを服用中の抗不安薬を本日夜から20ミリグラムへ増量するというプランとなりました。20ミリグラムといいましても、10ミリグラムを二錠服用するのですけどね。

抗不安薬服用開始から5日目

抗不安薬を服用開始から5日目ですが、たしかにこの薬は私の脳内に対して、薬効を発揮していると感じることが出来ます。「ジワ~~」という感覚ですね。例えるなら氷が溶けて少しずつ水になっていくという感覚より、水が冷凍庫の中でゆっくりと氷になっていく感じですか?

健康になるという例えだと氷が溶けるとなるのでしょうが、脳内物質セロトニンがどうのこうのを例えると水が凍って氷になるほうが感覚的に適切に思えます。眠たい時にカフェインを含んだ飲み物を飲んで眠気と闘う経験は皆さんもあると思いますが、それに近い感じかもしれません。じゃあ、最初から眠気を例えに引用すればと思うかもしれませんが、そこは文才の無さ・・・・ご理解をお願いします。

ここ最近では抗不安薬が活躍しているので、パニック発作や予期不安、広場恐怖とは無縁と思われるかもしれませんが、そうではないのです。予期不安や広場恐怖は相変わらず生活に影を落としています。予期不安に我慢できずに精神安定剤を服用していますが、その容量を変えました。0.5ミリ錠の精神安定剤をアルミホイールの上で包丁で半分に切断して、0.25ミリの服用に減薬しています。

なぜアルミホイールの上かと言いますと、上手に割れずに細かな破片や微細な粉状になってしまうからです。形状は変わっても問題ありません。アルミホイールに残った破片の精神安定剤は自宅で使用します。さすがにアルミホイールの中の白い粉状の薬を外出先で服用すると、ちょっと他人が見たら怪しげな薬を使用していると勘違いされますからね。

精神安定剤依存症?

しかしまあ、現在の状況といいますと、完全に精神安定剤依存症です。精神安定剤が切れると、プリズンブレイクのマホーン状態になりますが、大丈夫なんでしょうかね?アメリカのテレビドラマ「プリズンブレイク」の登場人物でマホーンという名のFBI捜査官がいるのですが、彼もなにやら強烈な精神安定剤を使用しているという設定なのですが、禁断症状が苦しそうです。

精神安定剤はそのような怪しげな薬ではないので、幻覚や幻聴を引き起こすことはありませんが、依存を形成してしまうと連続服用から抜け出せなくなります。精神的に依存してしまうと言ったほうが適切かもしれません。具体的な表現をすれば、精神安定剤を服用することに対して抵抗感がなくなるというか、疑問を持たなくなります。

この夏の体調不良の原因の何割かはパニック障害というよりは精神安定剤の連続服用が原因ではと考え始めています。抗不安薬の服用で予期不安やパニック発作がある程度抑えることができるようになったら、精神安定剤の禁薬をしたほうがいいのかなと考え始めています。

ついに登場 新薬の抗不安薬 その4(第59話)

書類

本日は2008年9月12日、抗不安薬服用開始から4日目です。なんとなく抗不安薬の効果を感じてはいます。第46話の考察記事で書きましたが、精神安定剤が強力な攻撃力10で予期不安や広場恐怖を服用後10数分で完全に抑え込むのに対して、抗不安薬は攻撃力こそ弱いのですが24時間の連続攻撃ができます。

頭の中で「じわ~」と感じている時は、私の脳内で予期不安か広場恐怖が発生している瞬間だと思うのですが、それらの症状が以前のように暴走しなくなりつつあります。いい感じかなと思い始めてきました。こうなりますと、インターネットで抗不安薬のことを調べたり、脳内物質セロトニンのことを自分なりに研究したくなってきます。

選択的セロトニン再取り込み阻害薬

選択的セロトニン再取り込み阻害薬とは、抗不安薬に付けられている薬の別名ですね。どのお薬にも薬効があるのですが、薬によって多種多様の作用の仕方があるそうです。消毒薬などは病原菌を直接退治する成分を含んでいたりしますよね。この抗不安薬に関しては、パニック障害がセロトニンの分泌低下が原因だと仮定して、セロトニンの分泌を促す作用をする薬として開発された・・・・のではありません。

セロトニンは脳内で分泌されるのですが、本来は神経伝達物質として神経と神経の間を移動しますが、その過程でセロトニンが脳内に吸収されてしまいます。その結果、脳内のセロトニンが減少してしまいますので、それを阻害するお薬ということになるのです。

このような仕組みというか、アプローチの仕方で抗不安薬は開発されたそうですが、これを考えた人は頭がいいのですね。ホントに関心してしまいます。しかし、得意のキーボード連打で抗不安薬に関しての記事を閲覧していくと、パニック障害の患者にとって、あまり好ましくない副作用の報告が多数あることにも気がつきます。

代表的な例だと体重の増加や不眠、性機能障害や吐き気、肝臓の機能障害などでしょうか?しかも薬効が表れるのは服用者の約半数と微妙な数字です。効果が無いと判断すれば中止をすぐに検討しなければなりませんが、医師曰く「効果が表れるまで数週間かかりますよ」とのことですので、私も暫くは様子を見るしかないのようです。

アメリカなどでは、「副作用のデメリット>薬の効果」という患者の価値判断で抗不安薬を拒絶する例も多いと聞きますので、手放しで抗不安薬の治療を受けることは避けた方が良いのかもしれません。私も服用期間中は定期的に血液検査を受けて肝機能のチェックを受けるそうなので、副作用に対して多少の不安はありますが、服用開始から4日目の今のところは抗不安薬に手ごたえを感じ始めています。

ついに登場 新薬の抗不安薬 その2(第57話)

笑顔の女性

ちょっとお薬のお値段が異常に高いのですが?

先生にお礼を言って、トボトボと某ターミナル駅方面へ帰路につきました。駅までの道中に調剤薬局があるのですが、一カ月分のお薬を頂いてお会計をすると驚きました。なんと1万円ちかいのです。精神安定剤だけだと数千円でしたが、抗不安薬も同時に受け取るとこんな金額になってしまいます。2008年当時、抗不安薬は時代の最先端をいく新薬扱いですので非常に高価だったのです。驚きの価格は一錠が250円くらい。無職にはきつい出費ですが仕方ありません。薬局でのお会計の時も平静を装い「うむ、じゃあ一万円からお願いします」と諭吉さんを差し出したのですが、内心「うっそお、超高いんじゃね?」と心の中で叫んでしまいました。

精神疾患を患い退職してしまうと、生活が困窮するという他の方のブログなどを閲覧したことがありますが、自分が実際に同様の体験をするとは思いもしませんでした。お金がなければ働けばよいのですが、それができないのが精神疾患の辛い所です。無理をした結果が発病なのですから、ここで再度無理をしてしまっては治る病気も治りませんよね。幸いにも生活費に不自由していませんので、のんきに無職をしていますが、それでも治療薬に月々一万円はちょっとキツイですね。そんなことを考えながら帰りの電車に揺られて無事に帰宅です。

さて、2008年9月9日の夜から抗不安薬の服用を開始です。最初は10ミリから開始です。コップに水を入れてお薬もテーブルの上に準備しました。あとはゴックンするだけですが、テーブルの上の錠剤を前にして、いろいろな考えが頭の中を駆け巡ります。最近では自分が消滅してしまうような感覚など体調不良がひどくなっているので、この薬が効果を発揮してくれないと状況的に苦しくなります。

夏になってから精神安定剤の服用量が一日に4~5錠となっていますので、この副作用が体調に影響を与えているかもしれません。本来なら精神安定剤を禁薬しての抗不安薬服用へ移行したかったのですが、現在の状況で精神安定剤と永遠の別れはちょっと無理っぽいので、精神安定剤は頓服として服用を続ける前提で抗不安薬の開始となります。でわ、意を決して抗不安薬を飲みますね。ゴックン。

胃腸の調子も悪くなりました(第49話)

下り坂標識

吐き気に悩まされる日々

さて、時は2008年7月です。この年の夏は私のパニック障害の歴史の中で、かなり厳しい時期になりました。相変わらず体調不良が続くのですが、本当に精神疾患パニック障害だけを患っているのか疑ってしまうほど、体調が悪くなっていきます。病名が判明して安堵した1月頃には想像も出来なかった展開となってきます。

先月までは心臓の音が気になって突然眠気が覚める症状に悩まされていたのですが、この7月に入ってから胃腸の調子も悪くなりました。主な症状は吐き気です。精神安定剤の副作用なのかは分かりませんが、予期不安や広場恐怖だけでも体調不良的には満腹って感じだったのに、更に身体的な不調の症状が出てくると、自分はパニック障害とは別に何か他の病気を併発しているのではないかと、疑念が出てきます。病気に関してはすでにお腹いっぱいですので、これ以上の病気のおかわりは勘弁してもらえないでしょうか?

精神安定剤の一般的な服用量

この頃の薬の服用量は0.5ミリ錠の精神安定剤を一日に平均4錠ほど服用していました。服用時間はチェーンスモーカーではないですが、チェーン精神安定剤って感じですね。起床後一時間以内にまずは一錠。あとは4~5時間ごとに一錠ずつ就寝までの服用となります。パニック障害未経験の方や、精神安定剤を未経験の方に説明しますと、私のこの服用量は決して多いということはありません。むしろ平均以下の服用量となります。

精神安定剤には1ミリ錠もありまして、こちらの方がより一般的に利用されていると思います。睡眠導入の目的に利用される場合は、就寝前に1~2ミリほどが適量となるようです。基本的に一日当たりの上限は3ミリとなっているのが一般的ですね。ですので、私の服用量としては決して多い訳ではなく、適切な服用量と用法を守っていたと思います。予期不安やパニック発作を抑える為に服用する場合も、1ミリが一般的だと聞いたことがあります。

他の病気を疑って胃の検査

ですので、精神安定剤の使用量は適切ですから、本来は吐き気など起こらないとは思うのですが、使用量が増えた為に、副作用としての吐き気が表面化した可能性はあります。特に7月17日から7月22日の間は吐き気がひどくて、実際に他の病気を疑ってしまいました。そして近所の内科で胃の検査を7月28日に受けたのです。胃カメラを飲んでの食道と胃の検査を受けましたが、ものの見事に異状なしです。他の病気の可能性が無くなったので、それはそれで一安心ですが、このように体調が悪くては生きた心地がしないというか、生活をしていて何も楽しくないですね。健康に勝るものなしといいますが、本当にそうだと思います。
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