精神疾患パニック障害の体験記

パニック障害の発症から完治までを時系列で綴ったノンフィクションブログ。どうすれば良いかといったことを示唆するのではなく、純粋に筆者が体験した事例を時系列で記述しています。いろいろと悩みは多いと思いますが、参考事例としてお役に立てればと思います。

第21話~第30話

このブログの今後の予定(第30話)

森

予定は未定です

さて、とても長い長いパニック障害のブログですね。この辺りで、これから先のお話の展開をサクッとご説明しますね。順番に箇条書きしますが、予定は未定なので、順番が逆になったりその他の話が途中に入る可能性もありますので、ご了承ください。下書き原稿など無い状態で、直接ブログに書き込んでいますので、そのような仕様なのです。

尚、現在はブログのデザインが最悪なので、メニュー等がありませんが、時期を見計らって、分かりやすいページにする計画です。しかし、ワードプレスの操作方法やデザイン変更の手順がよく分かっていませんので、少し時間が掛かりそうです。その点もご了承ください。

退職、そしてひっそりと一人暮らし開始。
二つ目の心療内科受診。
体調回復の為だけに生活する日々。
そしてどん底へ。
薬のことを徹底的に調べ上げ、研究する日々。
社会福祉協議会での出来事とある人との出会い。
禁薬開始。
どん底からちょっと希望が見えてくる。
実家へ舞い戻る・・・ などなど。

こんな感じでお話を進めていく予定です。

今思えば、記事のタイトルはもう少し考えれば良かったかなとも思いますが、それも含めて、後日ブログデザインの変更を検討します。検討すると言っても、何も変更しない可能性もあります。

精神安定剤を初めて飲む瞬間 その2(第29話)

マウスとクリック

さあ、精神安定剤を飲みました。どうなるの?

断末魔の苦しみと申しますか、生きた心地がしません。強烈なの恐怖感です。しかし、時刻21時20分頃、容態が急変します。先程までの猛烈な恐怖感が、頭の中からスッと消えていきます。薬を服用してわずか15分です。「えっ? 嘘? 治っちゃった」。YさんとIさんが「再び容態はどうですか?」と聞いてきます。私はスッと立ちあがって、「いやあ、もうなんともないよ。絶好調だよ」と大声で喜びを彼らに伝えました。

YさんとIさんは、「よかったですね。じゃあ俺らはもう帰ります」と言い残して、会社を後にしました。私は会社の事務所の中で一人ぽつんと居残っているのですが、薬の服用前とその15分後の容態の違いに、大きな喜びの感情とは別に、さっき服用した白い錠剤に対しての疑問が浮かび上がってきました。

白い錠剤の威力は凄かったです

「大学病院の先生は精神安定剤と言っていたが、薬の成分はどうなっているんだろう? 薬の有効成分や作用の仕方についても調べて見る必要があるな」と感じて、会社のパソコンの電源を入れます。ウイキペディアで ”精神安定剤”を検索してみましたが、以前同じページを閲覧したことを覚えていました。このページは以前も読んだが、役に立たなかったなと感じながらも「薬理・適応・物性」などの項目を一通り読み進めていきます。

以前にこのページを閲覧した時は、適応の項目に記載のあったうつ病のページのリンクをクリックしたのを覚えていたのですが、今回はなんとなく神経症をクリックしてみます。適当に読みながら「パニック障害」という言葉を目にします。生まれて初めて聞く言葉です。そして試しにクリックしてそのページを読み進んでいきました。そしてこれが当時の私の感想です。「俺のことが書いてある(笑)」

あまりにも記載されている症状が、私の症状と完全に一致していたので、思わず笑ってしまったのをよく覚えています。ついに体調不良の原因がわかったような気がしました。その後、パニック障害で検索をしてウイキペディア以外のページも閲覧したのですが、疑念が確信へと変わりました。どう考えても私の病名は精神疾患パニック障害です。

そして、そのパニック発作を抑えてくれる薬が精神安定剤なのです。この精神安定剤というお薬の事は、もう少し後に詳しく書きますが、恐ろしく強力な薬理作用があり、即効性に優れていますので当初はとても気に入りました。調べれば調べるほど、非の打ちどころが無いお薬に見えてきます。でもね、基本的に薬とは毒なのです。毒の成分を弱めたり、特定の成分だけを濃縮したりしたのがお薬なので、使い方を誤ると副作用の方が薬の効用よりも目立つこともあるのです。

精神安定剤を初めて飲む瞬間 その1(第28話)

お酒

怪しげな薬と感じた為に机の引き出しの中に仕舞い込んでいたお薬、その名を精神安定剤といいます。大学病院の院内薬局で7錠ほど処方されていたのですが、精神安定剤という呼び名がいまいち説得力に欠けるというか、飲む意欲を失せさせる原因となっていたのです。

私は飲酒をほとんどしません。なぜなら、お酒はおいしいと思いますが、少量でもすぐに酔ってしまい、気分が悪くなるからです。それと同じで、精神安定剤を飲むと気分が悪くなるんじゃないかと勘ぐってしまい、その薬は引き出しの中で肥やしとなっていたのでした。

人生初の精神安定剤服用

さて、大発作から数日後のこと。私は夜の20時頃から具合が悪くなり始めていたので、仕事を早めに切り上げて自宅へ戻っていました。しかし容態は確実に悪化する一方です。パニック発作のレベルは中発作程度です。簡単に中発作といいますが、かなり耐えがたい恐怖感に襲われます。先日の救急車事件のこともあり、大騒ぎするのは止そうと考えていましたが、なんとかしないとこのまま発作が暴走して救急車を呼ぶ羽目になりそうです。

一人で自宅にいると倒れた時に困るなと考えて、歩いて30秒の職場へ行くことにしました。時刻は21時でした。事務所では仕事を終えたYさんとIさんがコーヒーを飲みながら談笑していました。彼らが「支店長、忘れものでも取りに戻ってきたのですか?」と怪訝そうな顔で聞いてきましたが、私は「いつもの体調不良だが今日のはかなりきつい。相当まずいよ」と一生懸命に症状を彼らに伝えます。

そうするとYさんがひと言「このまえ救急車で運ばれた時に、薬をもらっていないのですか?」と聞いてきました。たしかに例の近所の大型総合病院では、なんの処方箋も受け取っていませんが、会社の事務所の引き出しに怪しげな薬があることを思い出しました。

私は彼らに「以前もらった怪しげな薬を持っている。今からそれを試しに飲んでみるから、俺の容態が急変したら救急車を呼んでくれ」とお願いして、急いで薬を引き出しの中から取り出します。Iさんが水を持って来てくれたので、白い錠剤を一錠、プチッと押し出して水と一緒に飲み込みました。薬を服用後、私は会社の机の上によじ登って、机の上で横になります。YさんとIさんが「どうですか?」と聞いてきますが、今飲んだばかりで分かる筈がありません。

パニック大発作 その4(第27話)

冬空

救急車を待っている間に、退職を決意

私は13年間の勤続でしたが、その間に3回ほど退職を願い出たことがあるのです。私は辞めたいと伝えたのですが留意されてしまい、ずるずると働いていたのですが今回は違います。先程事務所の中で救急車を待っている間に、心の中で決めていたことがありました。”もし生き残ったら仕事を辞めよう”。今ここで倒れてしまったら、とても我が人生悔いなしとは思えなかったからです。

何の迷いもなく携帯電話を手にとって社長へ直接電話です。プルプルプル・・・「おう、どうした?」、社長が電話に出ました。退職を願い出るときはとても恐ろしく感じてしまいます。社長はとても良い方で尊敬しているのですが、退職の話を切り出す瞬間は苦痛となります。しかし今回は違います。躊躇なく話を切り出します。

「実は先程倒れて、救急車で病院へ運ばれました。幸い体に異常は無いと診察されましたが、これを機にいろいろと思案したのですが退職したいという考えに至りましたので、今から1ヵ月後に退職いたします。」 ふう、ついに言いきってしまいました。社長は「詳しくは後日話を聞くよ」とおっしゃって、「それで良いか?」と言われるので、「明日、本社へお伺いします」と答えました。無事に通話を終了してほっとしました。

さて、パニック発作でついに救急車のお世話にまでなってしまいましたが、未だに病名が分かっていません。しかし、ついに病名が判明する瞬間がこれから数日後にやってくるのです。補足になりますが、以前大学病院で脳の検査をした時に処方されたけど、机の引き出しの中に仕舞い込んでいる薬のことを、閲覧者の皆さまは覚えておられるでしょうか?(第10話)。この薬がきっかけとなって、自分を苦しめている体調不良の原因を自分の手で見つけ出すことが出来たのです。

パニック大発作 その3(第26話)

点滴

大発作発動中!!

一人の救急隊員さんが無線なのか携帯電話かは分かりませんが、あちこちの病院へ救急患者受け入れの要請をしていますが、断られ続けています。もう10分近くも会社の前に救急車が停止した状態です。

もう一人の隊員さんは、意識レベルと症状の確認の為なのでしょうか、同じ質問を何度もします。「お名前を教えてください。生年月日はいつですか?血液型は何ですか?」・・・ もう3回は救急車の中で同じ答えを言いました。心の中で「へ~、救急車ってすぐに動かないんだ。ほんとうに心臓発作とかだったら、俺、終わったな」なんてことを考えていました。

そしてついに動き出しました。到着した先は近所の大きな総合病院・・・・・う~ん、微妙な感じ。この病院は私が体調不良となってから、幾度となく診察を受けている例の近所の大型総合病院です。ストレッチャー上で横になったまま、病院内へ搬送されて緊急処置室へ到着です。隊員さん達が私の体を抱え上げて、ベッドの上に私を移動します。先生が血圧を計りながら症状を私に聞いてきますので、「先程まで意識を失いそうでしたが、今はだいぶ落ち着いてきました」と答えました(笑)。そうです、パニック発作が収まりつつあるのです。

とりあえず点滴をしますと言われて、点滴を30分ほど受けます。点滴が終わる頃には、完全に元の自分に戻っていました。なんだか大騒ぎをした割には、病院へ到着した頃から快方に向かい始め、今では「あちゃ~~、なんだか俺、やっちゃたかな~~」ってのが本音です。

その後、医師の診断を受けて完全に健康体ですと断言されてしまいました。この病院には私のカルテもすでに存在しているので、過去の診断記録もあるはずです。この時点で私を担当した医師にパニック障害の知識があれば分かりそうな気もするのですが、私は不幸な星の下に産まれたのでしょうか?未だ持って適切な病気の診断結果をもらっていません。

ここまでが私の大発作の体験談です。精神疾患患者は心療内科以外の科目で受診をすると、こうなってしまうのでしょうか?私の場合はすでに一度は心療内科の門を叩いているのですが、「このヤブ医者め~~、詐欺だよ」という結論を自分で出している為に、未だに自分の病気の病名が判明していません(第12話)。結局のところ診断結果は異状なしということで会社へ戻った私でしたが、会社へ到着するとすぐに、社長へ電話をしたのでした。
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