心理検査結果報告書(ロールシャッハテスト)(第53話)

心理学

体調不良が改善されない中、心療内科へ通院しているのですが、担当の先生から心理検査を受けて見てはどうかと勧められました。先生曰く「このテストを受けたからと言ってパニック障害が治るというものではないが、自分自身でも気付かない自分の性格や性質が分かることもあるから、治療の参考になることもあるよ」とのことでした。

費用はたしか2000円前後だったと記憶しています。心理療法士とかいう肩書の方と会話やテストを約1時間ほど受けますと、次回の診察の時にレポートが貰えます。下記はそのレポート文章となります。

このレポートを見て私がどう感じたかは当ブログでは記載しませんが、このような事も心療内科では実施していますという説明になればと思います。このレポートが皆さまの参考になればと思いますが、どうなんでしょうか? このレポートを読んだ後、パニック障害がすぐに治ったよ~~なんてことには・・・・なりませんでした(笑)。

心理検査結果報告書(ロールシャッハテスト)

テスト結果を読む前に・・・
この結果はあくまでテスト上のものです。ロールシャッハテストは、いつ受けても比較的変化の少ないテストだといわれていますが、テストという特別な場面での結果であり、その時の気持ちや状況の影響もあります。良い悪いではなく「私にはこんな傾向もあるのか」というように結果を見ていただき、今後の性格の把握や治療に役立てていただければと思います。
動揺させられ圧倒されているような場面でも、”全く意味がない”と動揺させる対象を価値下げすることによって同様させられていること自体を大したことでない、あるいは、なかったことのように捉えることによって強がってしまうようです。日頃なかったことにされてきた恐怖感のような様々な情緒は、抑圧が弛む入眠時に突然よみがえったり、身体の硬直や動悸等のような症状へ置き換えられることが考えられます。
強く感情が刺激されるような場面でも強く抑圧されていて、情緒をほとんど表に現すことはないようですが、受け入れ難い現実や他者をありのままに受け入れることは難しく、現実を歪めて自己流に解釈していくようです。また、主観的な見方を強調していくため、自分の考えを他人に理解してもらうのは難しいと感じているのかもしれません。
出来事を疑う方向へ拡大解釈し、とても強い不安感があることから、常に切迫した思いに縛られていることが推測されます。もしかしたら辞職に至った体調不良の背後には、経済的な不安や責任の重さのような現実的な不安感といった何かしらの心理要因があったことが考えられます。一般的に、ちょっとした生活の変化によっても様々な気持ちが動くといわれています。

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