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さて、季節はまだ2008年の3月、そろそろ桜の開花季節です。ウオーキングにも慣れてきましたので、100メートル歩いては100メートルジョギングをするといったペースでコツコツと体力作りに励みます。日中は自己流ですがヨガの真似事をしたりして、体中の筋肉を柔らかくする努力をします。当時の私のパニック障害に対する治療方法といえば、この体力作りと無職生活でストレスから解放という二本立てでした。普通はこのように考えるのではないでしょうか?

しかし、状況はほぼ、間違いなく、確実に悪化していきます。在職中は一日に一回しか服用したことのなかった精神安定剤も、今では複数回使用する日も増えてきました。それでも退職して一カ月にも満たないので、治療は始まったばかりです。慌てる必要はありません。じっくりパニック障害の治療に取り組もうと思います。

私は在職中は常に長時間労働をしてきました。一日12時間から14時間です。そのような生活をしていると、パニック発作が起こるのは当然仕事中が大半となります。ですので、パニック障害の原因は仕事のストレスと断定したのですが、さて、それは本当にそうだったのでしょうか?今は全く働いていません。それでも状況は悪くなる一方です。どうやら心療内科でもう少し先生と詳しく相談する必要があるようです。手持ちの精神安定剤も少なくなってきましたので、丁度良いタイミングです。

心療内科では来院時に、次回の予約をするようになっていますので、一度通院を始めると定期的に訪院するようになります。当然、突発的に訪院することも可能です。その場合はかなりの待ち時間を覚悟する必要がありますけどね。在職中も含めて、すでに4回目の病院通いとなります。

広場恐怖で階段が苦手

自宅を出て駅の方角へ6分も歩くと、例の長い階段があります。階段数は100段くらいですかね?階段の中央には自転車を押せるようにスロープが設置してあります。階段の途中には踊り場のような場所もあります。パニック障害の患者は広場恐怖を患うのですが、私も例に洩れず広場恐怖を持っています。この階段は一種の閉鎖空間でして、とても苦手意識があります。屋外の見晴らしの良い場所にある階段ですが、パニック障害の患者にとっては入口と出口が一か所づつしかない閉鎖空間と認識してしまうのです。

ヒイヒイと言いながら階段の手すりに摑まりながら登って行くのですが、途中の踊り場で10分くらいの休憩が必要です。健常者が見たら不思議な光景だと思います。見かけはとても健康そうな30歳台前半の男性が、階段の途中で座って休憩を取っているからです。ご親切な方は大丈夫ですかと声を掛けてくれますが、どのように説明して良いかわかりません。精神疾患ですから大丈夫ですと説明すると、怪訝な顔をされます。このあたりが精神疾患の辛いところです。パニック障害はよく「気のせい」と言われます。うつ病はよく「甘え」と言われます。健常者からみたらそのように見えると思いますが、当人にしたら真剣なんですけどね。